My Violin ①
バイオリンへの憧れだけで楽器の事を何も分からなかった頃に買った古い物なので傷だらけですし、どの程度の値打ちがあるのかも分からないドイツ製のバイオリンです。300年程前の物らしいのでオールドと言う事なのでしょうか。多分違うと思います。?
最初に来たときは指板が下がってとても弱弱しい音量しか出ませんでした。
ですのでオリジナルの指板(パープルハート&エボニー)を製作して角度を持たせています。角度を持たせることで弓が楽器と接触せず、力強くボーイングするためです。
それに伴いナットも作りました。
新しいブリッジもそれに合わせて一から削って調整しました。
ペグも新しい木材リングを埋め込み穴を小さくして調整しました。
魂柱も立て直しました。
音色はオールドの柔らかさのまま、全体的にパワーupさせたよう響きです。
ですが、このバイオリンを製作した人はあまり上手ではなかったらしく、A線とD線のペグの位置が間違っていました。A線の弦がD線のペグと接触してしまい、まともに調弦が出来ませんので仕方なくアジャスターを取り付けて対処しました。
このバイオリンによって色々とカスタムの本番練習ができた事は良かったです。自分自身も成長できました ^ ^
My Violin ②
こちらのバイオリンはAMAZONで、¥9.000 程度で購入したバイオリンです。
製品撮影や仕様確認のためです。
そのままではさすがに使えないパーツ(テールピースや駒)は、それなりの物に交換しました。
本体に付属するパーツをしっかりした物へ交換するだけでも、生まれ変わったように良く鳴る楽器に生まれ変わりました。改めて肩当てや顎当ての品質の大切さを実感できた訳です。
もちろん時代を経過したニス仕上げの確かな楽器には劣りますが、気を使わずに気楽に使う分にはちょうどよいです♪
まだまだ変わるかもしれません。